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渾身の作品

2012/04/17 (火) 14:55

作曲家によっては、得意なジャンルと、どうにも不得意なジャンルというものがある。

 

例えば、ベートーベンであれば、交響曲や協奏曲、室内楽などは、得意。

オペラは苦手、など。

 

でも、面白いのは、作曲家によっては、苦手なジャンルの作品を一生懸命書くと言うこともありうるということ。

 

例えば、ベートーベンの唯一のオペラ「フィデリオ」なんかは、その一例。

当時、オペラこそ、多くの作曲家にとって、”最高の作品”が必要とされる、花形のジャンルだった。

ベートーベンも当然、力を入れている。

オペラとして総合的に見た場合、本当に成功作かどうかは、???なのですが、苦手とはいえ、さすがに楽聖渾身の力作とあって、聴きごたえのある音楽が多く、現在でもレパートリーに残っている。

 

シューベルトでいえば、ミサ曲は、おそらくそんなジャンルでしょう。

そもそも、宗教音楽に求められる、厳粛さ、荘厳さ、などは、シューベルトの音楽の本質と近かったのかどうかは、???だけれども、どうもミサ曲第5番などは、シューベルトが世に認められるうえでも大事な作品だったようで、時間をかけてしっかりと書きあげられているそうです。

対位法は苦手だったのに、大変でしたね。

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