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2度ですよ。

2012/05/08 (火) 23:27

新曲について少し。

 

この曲は、2度の音程が、最初から最後まで、全編にわたって頻繁に出てきます。

運命のタタタターンみたいな感じで、曲の全体を支配するモチーフになっているんですね。

最初からそうしようと思っていたわけではなく、結果的にそうなった(笑)、ということなのではありますが。

 

主要な3つのテーマの最初の2音も、それぞれ次のような感じ

・第1主題・・・G-As の短2度(上昇)

・第2主題・・・D-E の長2度(上昇)

・中間部主題・・・Des-Es の長2度(上昇)

 

これらの主題から動機を切り出して、構築しているので、当然、全編2度だらけという感じになりました。

 

ところで、2度というのは、歴史的にも、結構、重要なモチーフなんですね。

例えば、モーツァルトの交響曲第40番。

冒頭のテーマのEs-D-D-Es-D-Dという短2度下降は非常に印象的。

 

また、マーラーの交響曲第9番第1楽章のテーマ〈Fis-E〉は、「大地の歌」の終楽章にも登場するこの世への告別のモチーフ。

 

また、バルトークのオペラ「青ひげ公の城」では、短2度の音程が、血のイメージを表す動機となっている。

 

など。

 

いずれにしても、2度っていうのは、印象的なモチーフなんですね。

 

僕の曲の場合、2度の上昇のモチーフを執拗に使っているのですが、

これは、何をイメージしているかというと、

何度も何度も、上昇していこうとする(が、なかなか果たせない)

情熱的で、悲劇的、でも一途で純粋な感じを表現しています。

 

こういう感じを、曲名にどうやって反映させるかなぁ。

 

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